本荘第二支部の堀眞一郎さん夫妻は、田んぼの減反に伴い20年前からスイカの栽培をしています。
始めたころは28アールの畑に作付けしていました。現在は20アールになったそうですがそれでも広大な畑ですね。
畑づくりには元肥に自宅で飼っている6頭の牛の糞をたっぷり入れて耕します。
今年の作業は4月末から始まりました。畝をたて、つるが込み合わないように1メートルずつ間隔をあけ苗木を植えます。
一棟のビニールハウスにその数なんと100本!二棟で200本の苗木を植え付けます。
鳥海山を望む日当たりのよい広大な田んぼの一角に植えられた苗木は、すくすくと順調に育ち、5月いっばいで摘心を終えます。
加湿に弱いスイカなのですが、それでも適度に水分がないと育たないこと、そして病気予防の消毒を週一でおこなわなければならず、神経を注ぎ、手間ひまと愛情をたっぷりかけて育てるのです。
するとお盆の頃にはとっても甘くて美味しいスイカが出来上がります。
8月のご命日には、軽トラックにたくさんのスイカを積み込んで、秋田教会の駐車場で販売してくれた堀さん。
あの美味しいスイカは秋田教会の夏の風物詩となっていましたね。竿燈会のみなさんにもふるまわれ大変喜ばれていました。
「ここ2年間はコロナの為に教会に出向いての販売ができなかったのですが、数がまとまればお届けも発送も受けたまわります。今年も宜しくお願い致します。」と話す堀さん。
収穫時期にはまたこのホームページでお知らせしますので、皆さんにも堀さんの愛情たっぷりのスイカをぜひ味わってもらいたいです。合掌
本荘第二支部 支部長 伊藤貴世江