活動紹介

いつまでも祈り いのちを灯しつづける

2023/06/19

5月26日、日本海中部地震から40年の節目にあたり、能代港にある「日本海中部地震大津波殉難者 慰霊碑」前において、日本海中部地震慰霊のご供養をさせて頂きました。

 

 

日ごろは話し声も聞き取りにくいほど強風が吹き荒れる能代港ですが、当日は本当にめずらしく風ひとつない、穏やかな晴天に恵まれました。

 

教会から峯坂教会長さん、大澤教務部長さん、相場教務主任さんにお越しいただいて、能代支部 12名とともに、真心からのご供養をさせて頂きました。

静寂の中に峯坂教会長さんご導師の読経供養、回向文が響き渡り、はっきりと聞き取ることができました。

 

 

不思議なことにろうそくの火が消えることなく最後まで灯り続けていて、何とも言えないありがたい思いになりました。

能代支部で開催された春彼岸法要の時に、ご主人が津波で大ケガをし、義父がなくなった主任さんの説法を通して、こんなにも身近に大変な思いをしていたことを知らずに、日本海中部地震を他人事と思っていたことに気づかされました。


主任さんのご主人も、初めて慰霊碑にきて、慰霊碑に刻まれている父親の名前をじっと見つめている姿に言葉がありませんでした。

何十年たっても、忘れない‼️その思いが大切なのだとあらためて思わせて頂きました。

最後まで消えなかったろうそくの灯のように、「いつまでも祈り いのちを灯しつづける私たちでありたい。」

仏さまのはからい、ご縁に感謝し、ますますの精進のお誓いをさせて頂く、ありがたい1日となりました。  合掌

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