8月4日、立正佼成会竿燈会は、「第75回竿燈妙技大会」予選に出場しました。
ジリジリ照り付ける日射しに加え、まれにみる強風で竿燈の演技をするにはとても難しいコンディションの中、我らが竿燈会は大健闘しました!
午後の部トップで登場した立正佼成会竿燈会。
円陣を組んで今日までの練習の成果を発揮できるよう、心を一つに「さあ、いこう!」(WBC風)
竿燈妙技大会は、直径6メートの円の中心で、いかに動かずに安定した技が見せられるかが審査の大きなポイントになります。
片手て竿を支える「流し」、手のひらに乗せる「平手」、おでこに乗せる「額」、肩に乗せ両手を掲げる「肩」、そして腰に乗せ、体から離れた竿を操る「腰」。
団体演技はそれぞれの差し手が一つの技を5人でつなぎ、個人はすべての技を順番に演技します。
囃子方は今年妙技会にエントリーはしませんでしたが、差し手の演技を大いに盛り上げました。
大若規定演技、個人戦とも、ビルの隙間を縫うように吹き付ける強風にあおられ、竿燈が大きく揺れ、右に左に振り回され、どの竿燈会も何度も倒しては立て直すという、近年にない苦戦をしていました。
大若自由演技は、一度倒したら即終了というルールの中、各竿燈会とも継竹を複数本足して高く竿をしならせたり、花笠などの飾りをつけたり、差し手それぞれが扇や傘などを手に持ち演技をするなど趣向を凝らして、観客を魅了します。
歴代優勝をするようなチームが強風に次々と倒れてしまう中、我がチームは最後まで演技をやり通し、多くの観客も大きな感動を与えてくれました!!
予選両日上位4チームが6日の決勝に進むことができます。
我らがチームは57チーム中の第6位! 竿燈会発足以来最高位の成績でした✨
惜しくも決勝進出を逃しましたが、個人の技はもちろんのこと、素晴らしいチームワークと、粘り強くあきらめないで風に立ち向かう姿は、今、秋田を襲った大雨災害で疲弊している秋田の方々を励まし、またどんな環境にも立ち向かう秋田の人々のたくましさを表しているようで、うれしくもあり、みんなに感動と勇気を与えてくれたと、本当に誇らしく思いました。
教会から会場に応援に来ていたサンガも涙、涙の大感動でした!
演技の模様は、後日、秋田教会動画でご覧いただけるよう準備をしています。
どうぞ、お楽しみに!
本日、秋田竿燈まつりは最終日を迎えます。
連日の猛暑で少々お疲れ気味ですが、最後までできることを全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!